『ファイヤード!』 イベント使用シナリオ  

 このシナリオは、2011年末の「GF年忘れコン」で使用されたものです。
 ゲームマスターをする人以外が読むと、ゲームの楽しみを大きく減じてしまう可能性があります。
 無償での、私的利用に限定させていただきますが、条件を満たす限り、自由にご活用ください。
 引き続き、当サイトにおいてシナリオを公開してゆく予定です。


  シナリオ1:狼の母、狼の仔  

 シナリオ作成:友野詳

  シナリオのムードと対応PC

 アメリカの低予算ハードボイルドアクション映画。あるいは日本のVシネマや二時間サスペンスに、異能アクションを合体させたもの。
 難易度は、作成したばかりのPCを想定している。3ステージが、標準的な解決に至るステージ数とする。

  シナリオの発端

 トーキョー24、獄門街と呼ばれる巨大な廃墟ビル。身寄りのないファイヤードたちが集まるここに、大神佳也子という女性が出入りしていた。一般人だが、民間の児童福祉財団に所属し、ファイヤードについて熟知しており、年端のゆかない子どものファイヤード(特に戦闘能力などを持たない無力なタイプ)に里親を世話する仕事をしていた。とりわけ厄介な子どもは、自分が引き取って育てることも多かった。
 彼女は、ストリートでは「ママ」という通り名で呼ばれ、その人間的な度量によって、獄門街の荒くれ者たちにも一目置かれていた。
 一年半ほど前に財団職員を定年で引退。獄門街にあらわれることも減り、編み物三昧の生活をしていた……はずだった。
 その「ママ」が、街頭で強盗とKE=SINの銃撃戦の巻き添えになって死んだ。
 だが「巻き添え」は見せかけにすぎない。「ママ」を殺すことこそが、事件を仕組んだ者たちの、真の目的だったのだ。

  事件の真相

 この事件は三人の男たちによって仕組まれた。「ママ」が在籍していた財団の運営管理者が、とある素質を持った子供たちを、機電魔界のウィアードサイエンティストに売り渡していた。マークメーカーと呼ばれている人体改造マニアだ。ある種の神経構造を持つ場合、脳をチップと入れ替え、それを感知されなくできる。事件の隠蔽にKE=SINの捜査員もかかわっていた。
 この三人のたくらみに「ママ」は気がついてしまったのだ。「ママ」は、引退してからも子どもたちのことを気にしていた。
 それは、コンタクトしていたストリートチルドレン(魔法少女たちばかりのグループで〈マインフィールド〉と名乗っている。戦闘能力については、たいしたことがない)のメンバーの失踪がきっかけだった。そして、かつての職場のツテで失踪した少年少女の行方を探るうち、真相を突き止めそうになった。そのため、殺された。「殺人として捜査されると、ママの行動から自分たちの秘密を知られるかもしれないと思った」から、強盗の巻き添えに偽装されたのだ。

  シナリオの概要

 PCたちは「ママ」に育てられたなどの、ゆかりの深い人物である。しかし、ここしばらくは理由があって、彼女のもとを離れていた。
 葬儀のために戻ってきたPCたちは、ママの死について調べることにする(ステージ0とステージ1で、その動機をプレイヤーと相談しつつ創っていこう)。
 PCたちが、なぜママが殺されたのかを突き止め、真犯人たちの邪悪な行為を阻止できれば、事件は完全解決となる。
 犯人のたくらみは「脳に特殊な資質を持つ子どもをさらい、脳と肉体を分離、新たな傭兵を作ること」である。脳は大型戦闘ロボの制御装置に使い、残った肉体には制御チップを入れて生体ロボットにするのだ。そして、これを売りさばくと同時に、改造された子どもたちの絶望からもソウルコインを得ようとしている。
 主犯はマークメーカーの異名を持つウィアードサイエンティスト(奇怪科学者)。動機は研究資金集めと実験。自身の肉体も、完全に機械化している。
 協力者は2人。
 まず児童福祉財団の運営責任者は、50歳の一般人男性で、山川俊之という。有能そうな外見だが、無能な人物だ。ギャンブル好きで、財団の経費を使いこんでおり、そこにつけこまれ、協力者とされた。監査が近づいているので、死んだ「ママ」に使いこみの犯人になってもらおうと画策している。戦闘力や特殊能力はないが、マークメーカーに埋め込まれたチップで、テレパシーなどによる精神操作、記憶探知はふせげる。
 もうひとりは、KE=SINの捜査員で、隠蔽を手伝っている。名前は、クリーゲル・ベイカー。黒髪、碧眼、痩身で、両手足に仕込まれたレーザー銃によって闘う。もともとマークメーカーに改造され、彼に対しては肉体のメンテやそれなりの報酬をもらうことで雇われている。パペットではないが、精神はリーパー側にあるファイヤードだ。
 なお、クリーゲルのKE=SINでの相棒(先輩)である光原黄路朗は、善良な警官だ。PCたちの友人であり、彼の子どもは「ママ」に紹介された養子である。黄路朗は、KE=SINメンバーであるから当然、ファイヤードである。翡翠洞府の戦国中原で名を馳せた剣豪だ。

  情報収集項目

 このシナリオでは、以下の項目が調査できる。GMは、ステージ2および3などで、推奨行動を達成すると、合計で500点程度までこちらにボーナスを与えてもよい。すべての情報を開示したい場合は、そのようにしよう。
 プレイヤーの推理に応じて、ボーナスを与える方法もある。

★クライマックス発生条件「真相をつきとめろ」

調査開始条件=なし
難易度=最初から公開されている
ルール上の情報=特定の解決キーワードを得ること。
ストーリー上の情報=事件の真相をつきとめ、罪ある者には罰を与えよう、きみたちはそう決意する。

★希望獲得判定「兄弟姉妹の動向」

調査開始条件=【生命保険】を得ること
難易度=やや易
ルール上の情報=希望獲得判定はコミュで行う。ママの評判を回復し、真犯人の居場所をつきとめる判定になる。また、解決キーワード【大金】を得る。このキーワードは「希望獲得判定」か「事態収拾判定」で使用できる。
ストーリー上の情報=ママには高額の保険がかけられており、兄弟姉妹の一人がかけ金を払っていた。だが、それはママが死後、みんなに分けるためであり、遺言もあった。PCたちは、高額の保険金を受け取れる。
運用上の注釈=この掛け金を払ってきたのをPCのひとりとしてもよい。そうでないなら、黄路郎としてもよいだろう。テストプレイでは「再生人ミュージシャンであり、現在は、CMソングの作曲家として成功しているネビュラという青年」が使われたが、NPCが多くなるので、演じ分けを得意とするGMにしかお勧めできない。PCを疑心暗鬼におとしいれるための設定なので、ミステリやハードボイルドになれないプレイヤーと遊ぶなら変更・削除してもよい。その場合、すべての判定を達成してゲームを終えることがたやすくなるので、ほかの情報をこちらに分割すること。『ファイヤード!』というゲームは、ほどよい難度で「あちらを立てればこちらが立たず」となり、ひとつか二つ程度の推奨行動と情報収集が達成できないくらいでかまわない。

★状況打破判定「街に蠢く影」

調査開始条件=【噂をばら撒く男】を得ること
難易度=通常
ルール上の情報=状況打破判定はタクティクスで行い「戦闘」ルールを使う。真犯人に罰を与える判定になる。真犯人には協力者がおり、通常ステージで処理しておかないと状況打破判定の敵が増える。達成すると、ステージ3−Bを選択可能になる。また解決キーワードとして【山川俊之】【クリーゲル・ベイカー】を得る。
ストーリー上の情報=児童福祉財団の管理責任者が、かなり金に困っているらしい。傭兵を作り出す奇怪科学者(ウィアードサイエンティスト)と接触を持っている。また、この事件に関しての手がかりを握りつぶしている人物がKE=SINにいる。そして、噂を撒いている人物として、山川やクリーゲルの情報を得る。

★事態収拾判定「ストリートの少女たち」

調査開始条件=【マインフィールド】を得ること
難易度=やや易
ルール上の情報=事態収拾判定はウィルで行う。改造された少年少女の救済を行う。医療や身体改造にかかわる設定キーワードがあれば、有利になる。ステージ3−Cが選択可能になる。
ストーリー上の情報:少女グループのグループ「マインフィールド」が「ママ」と接触していたらしいと知って、PCたちは彼女らを捜す。そして、その居場所をつきとめた。彼女たちは……。
運用上の注釈=この情報収集が終わった段階で、魔法少女たちから情報を与えてもよい。ステージの選択次第で、柔軟に、情報を選択して開示していってほしい。


ステージ0

 PCたちは、葬儀のために、久しぶりに街を訪れた。
 故人は、何人もの身寄りのないファイヤード(子ども)たちに里親を捜してやり、何人もを救ってきた。本人は、特殊能力などはない一般人だった。銃撃戦のまきぞえになったのだ……とされている。
 PCは、故人との関係を決めつつ、日常ダイスをふろう。以下の、関係表を使ってもよい。

1:彼女の養子として暮らし、独立した。
2:養子として暮らし、留学など一時的に離れていた。
3:養子になったが、飛び出した。
4:里親探しを手伝っていた。
5:里子として幸せに暮らしていた。
6:世話してもらった里子が家族。

 葬儀後、ママが、ストリートの少女グループに、ドラッグ売買や援助交際をやらせていたのではないか、という不穏な噂を耳にする。噂を誰が流したのかは、わからない。
 もし、PCがなんらかの適切な設定キーワードを使ったなら「目撃証言に不自然な部分がある」ことがわかる。

  欠けた記憶その1

 このシナリオでは、異界での「欠けた記憶」ではなく、ママとの思い出が、特殊な効果を持つ。開始条件はなく、いつでも思い出すための「交流」を行える。また、ステージ1の推奨行動α達成時にボーナスとして与えることもできる。
 引き取られる前の過去、一緒に出会った事件。 クライマックスでは、これらの思い出を描写することで、クライマックスでは、達成数を1点上下してもよい。

1:悲劇
2:喜劇
3:恋愛
4:惨劇
5:戦闘
6:赤貧

  欠けた記憶その2

 登場するNPCと関係がある。適切な情報収集の成果にボーナスを得られる。標準的には、交流によって得た成果にさらに100点をくわえたものを、GMが選んだ情報収集項目に与える。
 どのNPCと関係があるか、関係の内容などをランダムにしたいなら、以下を使う。偶数は友好、奇数は敵対。未登場の場合、登場してから思い出すことにしてもよいし、思い出したので調査できるようになった、としてもよい。

1:福祉財団の山川俊之
2:KE=SINの黄路郎
3:KE=SINのクリーゲル
4:魔法少女グループのリーダー「ヨシカ」
5:ミュージシャンのネビュラ(シナリオから削除していれば変更)
6:マークメーカー(必ず敵対)


ステージ1「哀しみの日々」
開始ソウルカラー「紫」 元ステージ:「助けを求められる」(間に合わなかったけど)

ステージ目的=事件を探る動機を作ろう。
ステージ描写=きみたちは「ママ」の葬儀にやってきた。そこで「ママ」についてのおかしな噂を耳にした。哀しさを乗り越え、きみたちは、この事件を探るべきではないかと考えはじめる……。
特殊ルール=推奨行動βとγは何度行ってもよい。得られる解決キーワードは、どちらかひとつだけで、GMが決める。ダイスでランダム決定としてもよい。

◎推奨行動α「思い出に浸る/立ち直る/事件に不審を抱く」
 種別=社交
 難易度=通常
 達成時=ウィル1点増加
 未達成時=絶望300点増加にあわせ「欠けた記憶1」が獲得できなくなる

◎推奨行動β1〜2「噂話を追う」
 種別=調査
 難易度=易
 達成時=タクティクス+解決キーワード【噂をばら撒く男】【マインフィールド】
 未達成時=絶望100点増加

◎推奨行動γ1〜2「最近のママについて知る」
 難易度=易
 達成時=コミュ+解決キーワード【生命保険】【事件現場】
 未達成時=絶望なし

 解決キーワード【事件現場】を得ると、たまたま携帯で撮影されていた事件の映像が入手できる。強盗は、あきらかにママを狙って射っていることが確信できる。これは、彼女を狙った殺人だ。


ステージ2「事件を調べる」
開始ソウルカラー「緑」 元ステージ:「街で情報を得る」

ステージ目的=事件の真相を見出せ。
ステージ描写=きみたちは、なんらかの理由で「ママ」は殺されたのだと確信する。理由と実行犯の行方、両面から調査するべきだろう。
 実行犯については3−A参照。映像からすると、改造人間のようだ。ファイヤードなのか、リーパーなのかは、はっきりしない。しかし、食い詰めて金で雇われたはぐれファイヤードという線が濃い。
 そして人望の厚い「ママ」を狙う、どんな理由があるというのだろう?

◎推奨行動α「実行犯を捜す」
 種別=調査
 難易度=やや難
 達成時=アビ1回
 未達成時=以降の「調査」の難易度が増加しさらにステージ3−Aが選択できなくなる。

◎推奨行動β 「街の情勢を知る/ママの身辺を探る」
 達成時=αの難易度低下、パラメータ交換可能にくわえてステージ1で未出の解決キーワードひとつを得る  未達成時=絶望100点増加
 特殊ルール=αの前にこちらを達成すると、選択パラメータ+1が達成ボーナスに追加される。


ステージ3ーA:「実行犯確保」
開始ソウルカラー「藍」 元ステージ:「敵を追う」

ステージ目的=実行犯から事件の黒幕をつきとめるストーリー展開のルート。アクションシーンになる。
ステージの描写=ステージ2のαを達成すると、実行犯が獄門街内部にいるプロの殺し屋コンビだとわかる。やはり機電魔界のサイボーグ殺し屋であった。「ラコン」と「ダロン」という、隠し腕や変形機能を武器とするコンビだ。彼らは獄門街の狭い部屋にひそんでいる。どのようなチェイスを行うかは、GMの描写力の見せどころだ。ただし、絶望イベント1が起こっていると、追われるのは「ダロン」ひとりになる。

◎推奨行動α 「実行犯を追跡する」
 種別=闘争、難易度=通常、達成時=ウィル+情報にボーナス、未達成時=絶望400点増加

◎推奨行動β 「残された手がかり」
 難易度=易、達成時=タクティクス+情報にボーナス、解決キーワード【マークメーカー】、未達成時=絶望100点増加


ステージ3ーB:「汚職を追う」
開始ソウルカラー「黄」 元ステージ:「対決と暴露」

ステージ目的=ママの身辺から、動機をつきとめて黒幕に至るルート。GMは「黄路郎」を上手く使って、ハードボイルドやノワールっぽい探偵ものムードを出そう。「黄路郎」は、主人公に手を貸す善玉警官の役どころだ。つまり、登場した時から死亡フラグが立っている。
ステージの描写=PCが、汚職(でおさまらないが)に手を染めている【山川俊之】【クリーゲル・ベイカー】の情報を得ると選べる。財団事務所なり、隠れ家的なマンションなりを設定し、そこで言葉で追い詰めることができる。
 αは、山川を説得して白状させるといった展開が想定されている。クリーゲルを追うなら種別を「闘争」にしよう。
 黄路朗も、彼らを独自に追っている。このステージを選択しないと、黄路朗が殺される可能性がある。それをあらわすのがβだ。

◎推奨行動α「汚職を探る」
 難易度=通常
 達成時=選パ1+解決キーワード【マークメーカー】
 未達成時=絶望100点と損失

◎推奨行動β「正しい職員もいる」
 難易度=通常
 達成時=コミュ1+未出の解決キーワードひとつ
 未達成時=絶望300点+絶望イベント追加


ステージ3ーC:「少女たち」
開始ソウルカラー「紫」 元ステージ:「一時的共闘」

ステージ目的=少女たちと協力して捜査する、NPCが多数登場するステージ。もう少しはやめに、一部のメンバーを登場させて、シナリオヒロインとしてもよい。彼女たちも、PCが敵か味方か、はかりかねているのだ。
ステージの描写=少女グループ「マインフィールド」は、魔法少女系のティーンエイジャーファイヤードの互助組織だ。「ママ」は、親を拒否する彼女たちが自立する手助けをしていた。そして、彼女らの仲間の行方不明がきっかけで、少年少女が姿を消す事件を調べはじめたママは、福祉財団が保護するべき子どもたちの何人かが「架空の里親」のもとへ送られていることに気づいた。そして殺されたのだ。
 リーダーである「ヨシカ」は、地雷系魔法少女で、好きな場所に地雷を作る、という魔術の使い手。青いツインテールの、ツンデレ系美少女である。
 PCたちが少女たちを見つけると、真相に近づくため、クリーゲルが口封じをしようと襲撃してくる。脳を暗殺者チップに置き換えられた、かつてのマインフィールドメンバーが配下となっている。この襲撃を表現するのが、推奨行動βとなっている。βを達成すると、クリーゲルを倒したことになる。

◎推奨行動α「手をたずさえて」
 種別=社交
 難易度=通常
 達成時=アビ1回+β発生
 未達成時=絶望300点増加

◎推奨行動β「少女たちの戦い」
 種別=闘争
 難易度=やや難
 達成時=コミュ
 未達成時=絶望400点+絶望イベントが追加され、クライマックスの敵が増える

◎推奨行動γ「情報の共有」
 種別=調査
 難易度=通常
 達成時=タクティクス+βの難易度減少+未出の解決キーワード(もしくはステージ3−Aか3−Bのいずれかの推奨行動の未達成ペナルティを阻止できる。つまり、追加の絶望イベントを発生させない)。


絶望イベント

第一段階:ママが汚職していた、という噂が街に広がる。ステージ3−Aに達していない場合、口封じのために実行犯のひとりが殺される。もうひとりは、命と引き換えなら真犯人を白状するかもしれない。希望を1点失う。

第二段階:適切な推奨行動を達成していないと、「正しい警官」である黄路朗と、マインフィールドの少女たちが殺される。一組が殺されるごとに、パラメータ1点を失い(どれかはプレイヤーがそれぞれ選ぶ)、精神的損失1点を受ける。どちらも達成している場合、


クライマックスステージ

 クライマックスステージには解決キーワード【マークメーカー】を得れば移行できる。

  希望獲得判定
 判定パラメータ=コミュ

 ママの濡れ衣を晴らす。1周だけ判定できる。難易度「至難」を一度達成するごとに、山川俊之かクリーゲルを告発し、適切な罰を与えたことになる。ママの汚名を晴らすのは山川、状況打破に登場させないならクリーゲル。どちらかは【大金】を消費してもクリアできる。クリーゲルは、すでに3−Cで倒していればクリアしなくてもよい。


  状況打破判定
 判定パラメータ=タクティクス

 マークメーカーと「戦闘」を行う。クリーゲルを排除していないなら、彼も登場する。両者とも、倒れるまで戦う。双方を倒せば勝利。
 クリーゲルがいないなら、自動迎撃システムが、マークメーカーを守る。「赤」のタイミングで100ダメージを与える。自動迎撃システムはHPが無尽蔵だが、マークメーカーを倒せば停止する。

[マークメーカーが変形した戦闘メカ](緑) 判定数5個 HP倍率×3
0  「強化変形!」次の自分の手番、達成数が2点増える 
1〜2  「バトルレーザー」300ダメ
3〜4  「毒ガス散布」400ダメ
5  「全方位粒子ビーム!」100ダメ+肉体的損失1


[クリーゲル](紫) 判定数5個 HP倍率×1
0  「呼吸を」ノーダメージ 
1〜2  「足止めの銃弾」100ダメ、次の手番の達成数1点減らす 
3〜4  「武器破壊銃撃」[TAC]に100ダメ
5〜6  「ママを侮辱する」[TAC]に200ダメ、[WIL]を100増加
7〜8  「悪意の波動」300ダメ、精神的損失1


  事態収拾判定
 判定パラメータ=ウィル

 子供たちを救出し、脳を元に戻す。そして行き場所を見つける。【大金】があれば、難易度を「難」にできる。2周で、三度達成すること。
 情報収集を達成していれば、手術をPCが行う判定としてもよい。
 神経節を正確に見出せるかどうかの判定である。GMは「プレイヤー人数×2+1」個のダイスを、手もとに隠して並べる。そして、出目を決めておく。
 プレイヤーは、自身のウィルのパラメータに等しい個数のダイスを並べ、出目を決める。ウィルの判定数を増やすアビリティが残っていた場合、その「増える個数」2個につきひとつ、増やせる。
 GMの出目と一致しているサイコロ同士で打ち消しあい、GMのダイスをすべてなくせば達成。
 打ち消しきれなかった場合、希望を1点消費すると、ダイスをひとつふれる。出目が一致すればダイスを消せる。
 そのほか「ママの悪い評判を打ち消す」といった描写でもよいだろう。

 
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